知られたくない

私とAくんの他に友達が2人。

1つの部屋に4人しかいない。

ちょうど1年前の状況からは全く考えられない状況にいる。


そこでも私は、2人の友達にバレたくなくて、変な気をつかわせたくなくて明るく振る舞った。


でも、恐怖感が抑えられなくて私はAくんの顔をあまり見れなかった。


そしてAくんが話し始める度に作り笑いをしていた。


他2人の友達は、私たちが同じ高校だったことを知っている。

『そういえばAは辞めたけどチエと学校一緒だったんじゃん!?』


してほしくなかった話題になってしまった。


友達は私が学校に行っていなかった理由がまさかAくんが関わっていたとは思っていない。


頷いたものの、その後の会話が私には繋げられない。


『同じクラスだったよ、ね?』

Aくんが言った。


私は『うん‼︎』

と気にしてない振り。

久しぶりに元クラスメイトと会えて嬉しいかの様に明るく言う事しか出来なかった。


それからのことは全然思い出せなくて。

でも、Aくんが原因で私は不登校になったことは話題になる事はなかった。


Aくんが後に2人の友達に話したかわからないが。

私の耳には入ってはこなかった。

友達に知られずに済んだ事に私はホッとした記憶だけが残っている。

2人目の退学

久しぶりのブログとなってしまいました。


私をいじめていたAくん。

目立つ存在で、仲間を引き連れて歩く姿は当時の私にはゾッとするほど怖かった。


そんなAくん。

何があったか忘れてしまったのだが、私が留年した夏に学校を辞めたのだ。


元々の主犯格は私が不登校している間に学校を辞め、今回はAくんが辞めていった。


なぜ辞めたのかすっかり忘れている。

なにかをやらかして停学に留まらず、退学処分になった様な気はするが…覚えていない。


私はすごく嬉しかった。

私をいじめていた奴らが辞めて行ってビクビクしないで済むと思っていた。





その年の夏休み。


私は小学校の頃の同級生と久しぶりに遊ぶ約束をしていた。


私はその子の家に行った。

『お邪魔しまーす!』

部屋のドアを開けた瞬間、私は固まってしまった。


Aくんがいたのだ。

意味がわからない。


何で何も接点がないようなところにいるのか。

Aくんも驚いた顔で私を見ていた。


私はすぐにでも帰りたかった。

でも、Aくんを見た瞬間に帰るわけにもいかず、とりあえず私は部屋に入って座った。

いつも必死に隠していた

他校の女友達(以下K)から言われたのは、

『Aくんがね、チエの事、俺らのせいだって言ってたよ。そうなの?』


私は自分の顔が引きつっているのがわかった。

心臓もバクバクしていた。

とっさに、バレたくない!と思った。

知られてしまったら、私は嫌われる、もう一緒にいたくないと思われる。

嫌われて汚い扱いされている私を可哀想に思われたら、と思うと、私は惨めな気持ちを感じるのが怖かった。


可哀想な子。になりたくなかった。

それを隠すために私はまた必死に笑顔を作って、何も気にしていなかったように、知らなかったかのように

『え?違うよー!違う違う!』と気持ちを抑え込んだ。


話しは逸れるが、

今でもそうだが私は、ひとりぼっちという状況になると恐怖と恥ずかしさを感じる。


幼稚園か小学校の頃に誰かとグループを作ってください。なんて事があると、自分だけあぶれてひとりぼっちになったらどうしよう。と思った事がある。


思い出せないけど、誰ともグループになれなかった事があるのだろうか。

それとも、そんな同級生を見て、ああなりたくないとでも思ったのか。



グループを作れない→人気がない→嫌われている→ひとりぼっち→みんなが注目→哀れな目で見られている→恥ずかしい→先生が誰かにお願いしてグループに入れてもらう→自分で積極的に動けない事に惨めさを感じる→無理矢理入れてもらった感に申し訳なさを感じる→イマイチ馴染めなくてやっぱり浮く→やっぱり受け入れてもらえない→やっぱり好きになってもらえない→人にそれ以上嫌われたくなくて必要以上に関われなくなる


はい。

図式の完成ですね。


ずーっとずーっとこれを繰り返していたわけですね。


話は戻りまして…

なので人に嫌われていると感じたり、自分の周りに人がいない状況になると(知られると)人から支持されない自分は何の魅力も価値もない使えないやつだ。って変換し、そんな私は恥ずかしい、かっこ悪いとさえ思ってしまって隠していた。


だからいじめられていたなんて私を知る身近な人には誰にも言えない。


私が惨めになりたくないから。


でも、よくよく考えてみたら、私は恥ずかしい事は何もしてない。はず…


嫌われていたとしても、それは別に恥ずかしい事ではないよね。

逆で考えてみて、私の好きな人達が過去同じようにいじめられていたなんて打ち明けられても、私はそれを聞いたからって嫌いにならないし、引きもしない。

むしろ、話してくれて嬉しいぐらい。

辛かったね、頑張ったんだね、って思う。


なんだ。

私が一人で闘っていただけかな。