2人目の退学
久しぶりのブログとなってしまいました。
私をいじめていたAくん。
目立つ存在で、仲間を引き連れて歩く姿は当時の私にはゾッとするほど怖かった。
そんなAくん。
何があったか忘れてしまったのだが、私が留年した夏に学校を辞めたのだ。
元々の主犯格は私が不登校している間に学校を辞め、今回はAくんが辞めていった。
なぜ辞めたのかすっかり忘れている。
なにかをやらかして停学に留まらず、退学処分になった様な気はするが…覚えていない。
私はすごく嬉しかった。
私をいじめていた奴らが辞めて行ってビクビクしないで済むと思っていた。
その年の夏休み。
私は小学校の頃の同級生と久しぶりに遊ぶ約束をしていた。
私はその子の家に行った。
『お邪魔しまーす!』
部屋のドアを開けた瞬間、私は固まってしまった。
Aくんがいたのだ。
意味がわからない。
何で何も接点がないようなところにいるのか。
Aくんも驚いた顔で私を見ていた。
私はすぐにでも帰りたかった。
でも、Aくんを見た瞬間に帰るわけにもいかず、とりあえず私は部屋に入って座った。