カウンセラーの先生
3年生のいつ頃か忘れちゃったけど、両親が中学校に行って、校長、教頭、担任と面談をした事があったらしい。
私はそんな事すっかり忘れていたけど、カウンセラーの先生を家に送り込む。みたいな話を出されたらしく、カウンセラーの先生もその場に居たらしい。
確かにカウンセラーの先生は家に来ていた。
三十代前半くらいの綺麗な女の先生。
どのくらいの頻度でどのくらいの期間来てくれていたのか全く思い出せないけど、私はこの先生に憧れていた事を少し思い出した。
ニコニコしていて穏やかで、ゆっくりとした雰囲気を作ってくれる先生。
でもそんな雰囲気を出してくれていても、カウンセラーと言う肩書きがあって、専門的で信用出来そうな雰囲気であっても、私はこの先生にも、本音は話していない。
誰にも本当のことは話すもんか。結局は、学校と繋がってるんでしょ。
誰が何と言おうと話しちゃいけない。
周りが私が休んでる理由を知りたいだけでしょ?
どんな手段を使ってこようとも話したら終わりだ。って思ってたから。
もはや、心に決めている状態!
周りは敵。
はい。頑固(笑)
カウンセラーの先生には、覚えてないけど、適当に(まだ学校に行こうとするとたまに体調が悪くて〜)とか。理由をつけて上辺だけの会話をしていた気がする。
じゃ、一体何に憧れていたのか?(・Д・)
それは、私もこんな風になりたいって思った。
それは、カウンセラーの先生になりたいわけじゃなくて、
私みたいに本音をなかなか言えない人たちが正直に心を開ける存在になりたい。
悩んでる人たちの話しを聞いたり、私の経験を伝えて力になりたい。って思ったんだよね。
まだうまく言えないけど、
カウンセラーの先生『だから』別に本当のことを言えるって事はない。
精神科の先生『だから』患者は本当のことを話せるって事もない。
私が本音を聞いてもらいたくなるのはそんな専門家って付くような肩書きや条件は一切関係してなくて。
私は、悩んでる人と同じ様な、似たような経験を過去にしてきた人。
それをどうにか乗り越えて今を生きている人に話しを聞いてもらいたくなるし、話しを聞きたくなる。
そう言う人に、心を開きやすくなるなーと思ってます。
そこには、同じ経験をしていない人には『どうせ同じ様にはわかってもらえない』って拗ねもあるからなのかもしれませんが(^_^;)
専門家だから。
確かに、専門的知識は大切だって思っています(^^)
カウンセラーだって、人の心をたくさん学んで解決して、を繰り返してその道のプロでもあることはわかってます。
精神科医だって、脳内のことや、お薬のこと等、私には分からない事たくさん知識があって、お薬で助けられる事も多々ある事もわかりました。
ただ、私は人の心はその人にしかわからない事があるって事。
見えないものだからこそ、渦中にいる本人がそれを素直に伝えられる相手がいたり、頼りたいな。って思える人がいるって大切だな、信頼できる存在って大きいな。必要だな。と、感じています。